■武豊騎手、イントゥザグルーヴで2500勝達成
23日、京都競馬場で行われた8R・4歳上500万下(芝2000m)は、9ヶ月ぶりの競馬となった武豊騎手騎乗の2番人気イントゥザグルーヴ(牝4、栗東・伊藤雄二厩舎)が、好位追走から直線抜け出して快勝した。勝ちタイムは2分01秒8(良)。
勝ったイントゥザグルーヴは、父サンデーサイレンス、母が96年オークス、97年天皇賞・秋(共にG1)を制したエアグルーヴ(その父トニービン)という血統。全姉に03年、04年エリザベス女王杯(G1)を連覇したアドマイヤグルーヴ(牝5、栗東・橋田満厩舎)、全弟に現2戦1勝のサムライハート(牡3、栗東・伊藤雄二厩舎)がいて、従姉にはエガオヲミセテ(父サンデーサイレンス、マイラーズC-G2)がいる。17着に敗れた昨年4月のフローラS(G2)のレース中に骨折を発症し休養に入っていた。通算成績4戦2勝。
鞍上の武豊騎手(35、栗東・フリー)は、この勝利で岡部幸雄騎手に続き史上2人目となるJRA通算2500勝を達成。デビューから17年11ヶ月での達成は史上最年少、最速の記録で、通算12140戦目での記録達成となった。03年、04年と2年連続でJRA年間200勝を達成しており、今年はハットトリックで京都金杯(G3)、ペールギュントでシンザン記念(G3)と、2週連続でJRA重賞を制している。