ようやく実数公表へ

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20041127&a=20041127-00000104-kyodo-spo

共同通信 2004年11月27日(土) 17時59分
「満員御礼」継続ピンチ 巨人、来季から実数公表
 プロ野球、巨人の桃井恒和球団社長は27日、来季から東京ドームでの主催試合の観客動員数について「細かい数字までは難しいが、実数に近い数字を発表したい」との意向を明らかにした。
 巨人は今季、東京ドームで行われた主催全62試合で満員観衆の5万5000人と発表したが、人気カードの阪神戦以外は上層階席を中心に空席の目立つ試合が多く、球団発表数が疑問視され続けていた。
 桃井社長は「痛みを伴うが、現実を直視してフロント、選手が一体となり球場にお客さんを呼ぶ努力をしなければいけない」と決意を新たにした。
 東京ドームはプロ野球興行を開始した1988年から94年まで5万6000人、観客席を改修した95年からは5万5000人を満員としており、巨人は88年から今季終了まで1020試合連続で「満員御礼」の発表を行っている。 [ 11月27日 18時54分 更新 ]

 事実を発表するだけなのに「痛みを伴う」っていうコメントは理解に苦しむが、遅まきながら巨人ブランドの失墜に球団首脳も気がついたということだろうか。