例の司祭がインタビューに答えてた

 「ガキの使い」を観るつもりだったが、裏のフジテレビでマラソンを妨害した司祭がインタビューを受けていた。
 彼の主張によると、トップの選手がきたらその前に出て、聖書についてのプラカードを数秒間テレビに映すことを計画していたらしい。ブラジルの選手に抱きついて妨害するつもりはなかったのだという。ただ、「選手があまりにも速すぎた」ため、阻止しようとしたらああいう結果になってしまったとのこと。
 彼はキリストの再臨を信じており、福音が2度あるとかなんとかいう聖書の1節から、昨年のF1イギリスGPと今回のアテネラソンであんなことをやったのだとか。それゆえ3度目はないらしい。
 彼はブラジルの選手について「とても悪いことをした」と反省しており、ブラジルへ行ってその選手を「抱きしめて」「キスして」「選手の母国語(ポルトガル語)で謝りたい」と語っていた。なんだかなあ・・・
 ブラジル人選手の「どんな種類でもいいからとにかくメダルを取りたかった」「司祭を憎んだり恨んだりしたことはない」「金メダルを取れなかったという思いよりもメダルを取れた喜びのほうが勝っていた」という言葉には救われた。コメンテーターの人も言っていたが、この選手の方がよほど聖職者みたいだ。