いつの間にやら終わってた・・・

アメリカンオークスダンスインザムード惜敗

 現地時間3日(日本時間4日早朝)、米・ハリウッドパーク競馬場で行われたアメリカンオークス(3歳上牝、米G1・芝10f)に日本のダンスインザムード(牝3、美浦藤沢和雄厩舎)が出走。道中頭を上げながらかかり気味に2、3番手からの競馬で、直線に向いてから追い出しに入ったが、4角手前からまくりぎみに先頭に立ったK.デザーモ騎手騎乗の6番人気(単勝13倍)ティッカーテープ Ticker Tape(牝3、米・J.キャシディ厩舎)を捕らえきれず、1馬身差の2着に終わった。勝ちタイムは2分01秒54(良)。3着にハリウッドストーリー Hollywood Story。

 藤沢和雄調教師もタイキシャトルで勝った98年ジャックルマロワ賞(仏G1)以来の海外レース勝利はならなかった。敗れたが、サンデーサイレンス産駒、武豊騎手、藤沢和雄調教師ともに、米G1では初連対を果たした。また、武豊騎手はその後行われた9R・トリプルベンドブリーダーズカップ招待Hでミニスターズワイルドキャット Ministers Wild Cat(牡4)に騎乗したが、13頭立ての12着に終わり、海外通算100勝達成はならなかった。

 勝ったティッカーテープは父Royal Applause、母Argent Du Bois(その父Silver Hawk)という血統。昨年7月、英・J.オズボーン厩舎からデビューし、英国で2勝。11月に米国に移籍し、さらに2勝を加えていた。重賞はセニョリータS(米G3・芝8f)2着が最高で、今回が重賞初制覇。通算成績は14戦5勝と、出走馬中最多のキャリアだった。<<