近鉄とオリックスが合併交渉

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近鉄オリックス、球団合併で交渉=1リーグ制含めた球界再編も−プロ野球時事通信
 プロ野球の「大阪近鉄バファローズ」と「オリックス・ブルーウェーブ」が、球団合併を前提とした話し合いを進めていることが13日、明らかになった。同日午後2時から近畿日本鉄道山口昌紀社長、小林哲也近鉄球団社長が記者会見し、経緯について説明する。両球団が所属するパシフィックリーグの球団数の減少により、1リーグ制を含めた球界再編につながる可能性もある。
 球団を所有する近畿日本鉄道首脳は「合併で大筋合意している。今後は両者で球団を運営していく」と話し、オリックス球団の小泉隆司社長も「事実はあるが今のところコメントできる立場にない」と、交渉中であることを事実上認めている。プロ野球オーナー会議の承認を得るなどの条件が整えば、今シーズン終了後にも合併したい意向だが、現在2リーグのプロ野球を、1リーグに統合するという球界再編に急展開する可能性もあり、予断を許さない状況となった。
 近鉄球団は、入場者数の伸び悩みや選手年俸の高騰などにより、慢性的な赤字経営に苦しみ、最近は年間赤字が40億円にも達していた。今年1月には球団の命名権を売却するてこ入れ策を発表したが、他球団などからの強い反発を受け撤回。近鉄本社は、プロ野球事業からの撤退を視野に、球団の売却を含む赤字解消策を探っていた。
 近鉄オリックスが合併した場合、プロ野球セントラルリーグパ・リーグ合わせて11球団となる。従来の枠組みから大きく変化することは避けられず、球界全体が再編成に向かうことは必至とみられる。[ 6月13日 13時0分 更新 ]

 とっとと1リーグ制にしてしまえば某オーナーに脅されることもなくなるのにね。