購入してから2年くらい放置してあったDVDでも観ようかと思い、とりあえず手っ取り早く発見できたものから観ることにする。

ハリソン・フォード男に全敗(笑)
 うーん特別面白いというほどでもなかったような・・・
 1982年当時としては斬新な映像だったのかもしれないが、今となっては大したことはないような感じ。さすがに20年後の今と比較しては気の毒か・・・
 敏腕なブレードランナーであるはずのハリソン・フォードレプリカント4人と戦い、実質2人にしか勝っていない。そして自分がいらん事を言ってしまったために追われるハメになった女レプリカントと駆け落ち・・・
 はっきりいってルドガー・ハウアーの方がハリソンの何倍もキャラが立っていた。

単純明快に面白かった。
 今度公開する続編もさぞ面白いのだろう。この映画の前に観たのがものすごくわかりづらいものだったこともあり余計に楽しめたのかもしれない。
 (SFと娯楽アクションを同列に論じていいかどうかは問わないものとして・・・)制作された時期に20年もの開きがあると、ここまでテンポ感なんかが違うものなんだなあとつくづく思った。このノリで編集したらブレードランナーなんかは時間が半分くらいになりそうだ。
 一応キャメロン・ディアスを主演3人の中でメイン扱いにしてはいるものの、ドリュー・バリモアがなんだかんだとおいしいとこ取りしているような印章。
 キャメロンは美人なんだろうけど、ちょくちょくものすごく不細工な顔に見えることがある。

久米田康治の言葉を借りれば「一本丸々が前置き」
 CMスポットなどで流れていたシーンは全て映画終盤のものだったわけね・・・
 ラストで主人公があまりにもすごい奴になってしまい、次作以降どうなってしまうんだろう。「ドラゴンボール」化してキャラクターの強さがインフレしていくんだろうか?

 観る順番でブレードランナーを最後にしなくてよかったとつくづく思う・・・