休みがとんだ

 「放送室」松本の、ひどい後輩の話。山下という人もすごいらしいが、その前の人もかなりすごかったらしい。


山本監督、「土下座」で金本慰留へ

 六大学時代から37年にわたる友情にヒビ? FA権を行使して広島からの移籍が予想される金本に対し、17日、全日程を終了した山本監督は「土下座してでも必要な選手だから」「絶対に必要。頭下げても、土下座してでも。それしか言いようがない」と、“土下座”を繰り返した。

 というもの、金本の獲得をねらっている阪神星野監督が「取れるんやったら、土下座してでも…」と強調した発言が、山本監督の耳にしつこく残っていた。

 金本は21日から大分・湯布院で温泉リハビリに入る。山本監督も23日に湯布院に出向き、引き留め交渉を行う。

 金本自身は、「その話はきょう、したくない。FAのことで疲れた」と、2人の監督を巻き込んだ騒動に困惑気味。(夕刊フジ


星野監督、「生涯保証」で金本獲り

 阪神星野仙一監督(55)が今オフも主役となる。17日、広島・金本知憲外野手(34)のFA移籍の可能性が高くなったからだ。日本シリーズ終了後となる交渉解禁日にも金本獲りに名乗りをあげ、星野監督も直接出馬。その際の口説き文句は、オレを助けてくれ…との押しと「生涯保証」である。

 広島の「4番打者」として君臨している金本だが、「次期監督候補は野村、同世代には将来の幹部候補生といわれる前田、緒方がいる。いくら広島で数字を残しても球団に残れる保証がない」(球界関係者)と微妙な立場にある。

 星野監督はそんな情報も把握済み。「いまは昔のように実績があればコーチや野球評論家になれる時代ではない」と現役の実績より人気球団に在籍することや、人脈を持っているかが球界に残れるか否かの大きな決め手になると言い切る。

 そういう意味で、金本が人気球団の阪神、球界に幅広い人脈をもつ星野監督の存在を意識して当然だろう。

 その星野監督は、来季に向けコーチの大幅刷新に着手しているが、中日時代の部下の西本聖氏を投手コーチ、同じく腹心で今季はフリーの立場だった水谷実雄氏を二軍打撃コーチに招請した。

 このように過去に星野体制を現役、コーチで支えた功労者に指導者としてチャンスを与える一方で、「オレはどうなるのか」と失業することを恐れていた阪神のコーチ陣には、「今年の一軍のコーチはメシの食いっぱぐれがないようにする」と確約。

 過去にも与田やストッパーとして一時代を築いた鈴木を親交のあったテレビ局へ、阪神にトレードで放出した大豊が自由契約になるや、中日に呼び戻した(今季限りで引退、中日スカウトに転身)ほか一軍半選手に対しても、スカウトやスコアラーに再就職をあっせんするなど「面倒見のよさでは球界でも右に出るものはない」(関係者)。

 これらは金本のココロが大きく阪神入りへ傾きつつあるファクターになりそうで、星野監督も将来の身分保証を「金本陥落」の手段にするだろう。

 今季最終戦となった17日、遠征先の東京都内のホテルで広島の球団幹部から再度の残留要請にも態度を保留し、報道陣の質問にも「いまは、そんな話をしたくない」と金本は即答を避けたのも広島と惜別を決意したあらわれ?

 阪神は今オフ、FAで金本と近鉄中村紀洋内野手(29)、ヤクルト退団が濃厚なぺタジー内野手(31)獲りを目指す。あとは来るべきXデー(交渉日)で星野監督が切り札を出す。(夕刊フジ


 なるほどねえ。移籍するにも色々な要素があるもんだ。ヤクルトから中日に移籍した川崎にしても、「幹部候補生」としては高津の方が上である、という判断から球団の慰留を蹴ったという話もあるし。
 まあネタ元が夕刊フジというのが信憑性に少し欠けるところだが(笑)