F1 モナコGP

 日本ダービータニノギムレットが遂に優勝。直線での伸びは凄かった。武豊は史上最多のダービー3勝。皐月賞ノーリーズンは8着。解説者の方々は久々に胸をなで下ろしたものと思われる(笑)

 F1モナコGP決勝。一応特別扱いなのかいつもよりも2時間近く早い放送。北川えりさんまでもがモナコに飛んでいたが、佐藤琢磨にごくごく当たり前の、別に彼女でなくても聞けるであろう質問をして終わる・・・
 JPMとクルサードが予選1、2位。MSはフロントローを外す。
 レースそのものはスタートでJPMを抑えたクルサードの完勝。ある意味1コーナーで勝負が決まる。しかし序盤は1−4位までが1秒以内の接近戦を演じ、なかなか見応えがあった。JVがスタートできず、ピットから再スタートする。バリチェロが2台に交わされ7番手。佐藤琢磨も良いスタートを見せ、フィジケラの後12番手に。ジャンプスタートでバトンがペナルティ、ドライブスルーのピットインにより最後方に。
 マクニッシュが1コーナーの壁にぶつかり最初のリタイアとなる。その後マッサはベルノルディに交わされた直後追突、バリチェロライコネンに追突、マッサは後にリタイアとなる。琢磨は一時9位を走行していたが、フィジケラの方がペースが速かったために「フィジケラを先に行かせろ」(確かエディ・ジョーダンはオーストリアでのフェラーリを批判していたが、これはチームオーダーとは言わないのだろうか?)といわれ、フィジケラに道を譲った。ただ譲る場所が良くなくて、コントロールを失いクラッシュ、リタイアとなる。ユーンはもしかすると琢磨のマシンの破片を拾ったためにピットイン、リタイアとなったのかもしれない。
 粘ったJVもリタイア、2位走行中のJPMもエンジンが壊れリタイアとなる。バトンとパニス接触して共にリタイア。色々とお騒がせのマッサも壁にぶつかりリタイア。結局完走13台(サロも完走扱い)のサバイバルレースとなる。
 レース結果はクルサード、MS、ラルフ、トゥルーリ(暫定)、フィジケラフレンツェンまでが入賞。今回は珍しく、レースの最後まで接近戦が演じられ、見応えはあったと思う。ジャガーは速さはないが信頼性のあるところをアピール。

 レース内容としては、一番速い車があっても勝てないレースがある、ということを証明してくれたレースだったと思う。チャンピオンシップとしては少し面白くなってきた。