F1 ブラジルGP

 起きたら3時過ぎで半分以上見逃す。ポールのモントーヤが後方なのが気になったが、スタート直後にシューマッハに抜かれて接触・後退したようだ。相変わらずの荒くれ者ぶりを発揮している。それにしてもバリチェロは運がない。初戦はラルフとクラッシュ、2戦目も車が壊れ、3戦目はF2002がシューマッハの分しか間に合わなかったという辺りからついてなかった。結局リタイア。母国グランプリで8年連続リタイア中らしい。お気の毒に。
 それにしても圧巻なのはシューマッハ兄弟。兄弟でワンツーフィニッシュだった。シューマッハの走りはかわいげが無く、終盤迫るラルフを寄せ付けなかった。ウイリアムズは去年から既に速かったが、信頼性が低かった。それも今年は格段に向上し、コンストラクターズではトップを行く。3戦してリタイアが初戦のモントーヤだけという安定ぶり。フェラーリシューマッハのポイントだけというのと対照的だ。速いマシンに信頼性が加わったウイリアムズがフェラーリの対抗馬となっていくことは疑いがなさそう。ラルフは昨シーズン後半からモントーヤに様々な面で押され気味で、評価が下降気味だった。だが、元々速いドライバーだし、現時点での評価は兄の次か。モントーヤは速さは申し分ないので、もうちょっと駆け引きを覚えれば、シューマッハ兄弟に割ってはいることが出来ると思う。
 マクラーレンは一応2度目の表彰台だが・・・今期は3番手争いに終始してしまいそう。それほど2強は傑出しているように思う。クルザード、ライコネン共に能力は高いが、いかんせん車の性能が追いついていない感じ。ライコネンはあと数周でのリタイア、ついてない。
 佐藤琢磨は初めて何事もなくフィニッシュ。いや、予選でペナルティを課されて、予選最速のタイムが抹消されている。いままでの日本人ドライバーの中では、最も高い才能をもち、競争力のある車に乗っていると思う。あとは経験を積み、出来るだけ早い時期に入賞できればいいなあ。
 トヨタのミカ・サロは2度目の6位入賞。シーズン開始前の評判を覆す活躍ぶり。スピードも必要だが、やはり信頼性が一番重要だとつくづく思い知らせてくれる存在。

 チェッカーフラッグを振るのはペレ。しかし振る前にシューマッハ兄弟が通過。仕方なく3位以降の車にチェッカーを振る様は面白かった。

 シャンパン・ファイトのあと、シューマッハがいつものようにスタッフにシャンパンの瓶を落としていた。しかしスタッフが取り損ねて瓶が割れたように見えたが・・・少し気になる。


 「フリクリ 2〜6」 よくわからないのは1巻だけかと思っていたが、最後まで観てもやっぱりよくわからなかった。ある意味エヴァ以上に意味不明。

 風邪気味だったので19時半まで無理矢理寝る。少しましになった。