- 1コーナーでウェーバーとバリチェロが軽く接触。トゥルーリとクビサもダメージがない程度に接触し、クビサが前に出た。そうこうしているうちにバトンがバリチェロを抜いていた、らしい。
- どうやらウェーバーとの接触で、バリチェロの右フロントウイングあたり?が吹き飛んで、破片が後ろにいたバトンのコックピット右をかすめていた。マッサの再現とならなくてよかった。
- ベッテルのために準備をしていたレッドブルのピットに、アルグエルスアリが入ってきた。その直後にベッテルがピットイン。クリスチャン・ホーナーも怒った。マシンのカラーリングにしてもクルーのユニフォームにしても、レッドブルとトロ・ロッソはパッと見で間違えてしまうくらい紛らわしい*1。そうは言っても、今までに間違えてピットに入ったドライバーはアルグエルスアリが初めてだが(笑)
- コーナーで挙動を乱しオーバーランしたハミルトン。その後ピットに戻りレースを諦めた。右リアのブレーキに問題が発生したらしい。
- フィジケラがピットレーンスピード違反でドライブスルーペナルティ。
- ブエミをアウトから交わそうとしたクビサが接触してスピン、ロズベルグに抜かれる。サイドバイサイドを演じる場合は相手を選ばなければならない、という図。
- フェラーリが全然映らないレース。今宮さんも「映るのはピットのMSとマッサばかり。KERSがなければ最悪のシーズンだった」と2005年の次くらいの酷評。シーズン半ばで開発をストップしたこと、マッサが怪我で戦線離脱したことも忘れてはならないと思う。
- 1回ストップの可夢偉はバトンとバトルしたり一時3番手を走行するなど今回も見せ場は多かった。川井ちゃんによると、現在解説者をやっている元F1ドライバー達の間でも「トヨタは可夢偉を乗せるべきだ」と評判らしい。琢磨の評価が高かった頃に似た状況。
- 最後の最後で、2番手ウェーバーと3番手バトンが激しいバトル。ズルズルのタイヤで滑りながらも、前を狙うバトンと抑えるウェーバーの攻防は見応えがあった。見応えありすぎて、国際映像の切り替えがベッテルのチェッカーシーンを逃すかと思った(笑)
- 優勝はベッテル、2位ウェーバーとレッドブルが1-2で2009年シーズンを締めくくった。3位バトン、以下バリチェロ、ハイドフェルド、可夢偉、トゥルーリ、ブエミまでが入賞。
- 表彰式でのベッテルの顔がやたらと光っていて一見泣いているように見えなくもなかったが、別に泣く理由もないので汗だろうか。普通に笑顔だったし。
*1:しかもピットが隣同士