- 片山右京氏が決勝前にトゥルーリにメールを送ったら5分で返ってきたとのこと。トゥルーリがF1の世界に足を踏み入れて最初のチームメイトが右京さんだったわけだが、ホントに仲がいいんだね。
- スタート直後MSが左にラインを変える。偶数グリッドはそこまで汚れているのかな?と思ったら、3番スタートのトゥルーリを抑えにいったらしい。確かにトヨタは速かった。
- 序盤でフィジケラのマシンから白煙。ピットに入るもなぜかドライブスルーしてもう一度ピットイン。結局リタイア。開幕戦優勝の後はついてないフィジケラ。強すぎてあまりテレビに映らなかったアロンソもある意味ついてないか(笑)
- バーレーンGPにてPPスタートのアロンソを追いかけることができた唯一の存在がMSであり、また最後尾スタートのバリチェロ*1も一気に中団までジャンプアップしたことでF2005の速さは証明された。ただ、スペインGPから投入する予定だったものを前倒ししたつけがトラブルとなって表れたようで…1999年以降、新車デビュー戦は必ず勝利したというフェラーリだが、MSはギアのトラブルでリタイア、ポイント圏内を走行していたバリチェロは終盤順位を落としノーポイントに終わる。
- スタートで大幅に順位を上げた琢磨はデ・ラ・ロサ、バリチェロととバトルし二人とも沈める。しかしブレーキをかける度に左フロントタイヤから黒煙が上がり、ピットにマシンをノーズから入れる。バトンはポイント圏内まで上昇するも、2度目のピットイン後スタートできずにリタイア。昨年は完走できるのが1台だったが今年は2台ともリタイアするBAR。こんなんじゃバトンも見限るよな…
- このレースで一番目立っていたのは代打出場のデ・ラ・ロサ。琢磨、バトン、バリチェロ、ウェーバーらとバトル、1コーナーで2回オーバーラン(対琢磨、バリチェロ)と見せ場ありまくりの5位。片や全然画面に映らずいつの間にか3位になっていたライコネン。どうやら昨年までのMSがやっていた“ライバルがピットインしている間に猛プッシュ”を実践した結果らしい。それができるほどマクラーレンは速いってことか。予選さえなんとかなればルノーの対抗馬となりえるかな。
- フィジケラ同様開幕戦の後はついてないハイドフェルドはエンジントラブルでリタイア、ウェーバーはデ・ラ・ロサを終盤まで抑えて腕はみせたがパッとしないウィリアムズ。「僕がいた間にウィリアムズがトップチームだったことは一度もなかった」というRSの言葉が現実になりつつある…
- そのRSが移籍したトヨタはトゥルーリが2戦連続の2位、RSは4位と大健闘。ただなんとなくだが、予選と決勝で目いっぱい力を出し切った上での順位、という印象がある。序盤戦圧倒的なルノー、信頼性を取り戻したフェラーリ相手に通用するかと問われればまだ微妙かな。
- クリエンはスタートできなかったものの、レッドブルはしぶとくクルサードが8位入賞。3戦終わってフェラーリよりも順位になると誰が予想できただろう?
- 全てにおいてマッサに負け続けていたヴィルヌーヴだが、終盤8位を狙えるポジションまで順位を上げた。しかしスピンしてコースアウト。「クルサードと接触した」(JV談)のが原因とのことだが、マッサは7位入賞でチームに初ポイントをもたらした。いきさつはどうあれやばいよジャック…
決勝結果
*1:予選後エンジン交換したため